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コーヒーの達人への道

2025年12月下旬号 No.554

“ 健康にもっと効果的なコーヒーの飲み方 ”

年末に入り寒さが一段と厳しくなる中、8日に青森県や北海道などで地震が発生し、12日にも再び大きな地震がありました。 不安な毎日を過ごされている方も多いことと思います。どうかこれ以上の大きな地震が起きないよう、祈るばかりです。

さて、2025年はコーヒーと健康に関するさまざまな研究やレポートが発表された年でもありました。 医療法人社団鉄医会理事長であり、ナピタスクリニック川崎院長の谷本哲也先生は、コーヒーの健康効果について、次のようなお話をされています。

まず、不整脈のある方はコーヒーを控えるように言われてきましたが、実際には「コーヒーを飲む人は不整脈の発生が17%減少した」という予防効果が見られたそうです。 さらに心臓だけでなく、認知症や糖尿病の面でも認知機能低下のリスクが約46%減るという報告もあります。 コーヒーが脳を守るメカニズムや血糖値のコントロールに役立つことなど、多くの研究結果が示されているとのことです。

また、コーヒーの健康効果を最大限に引き出す「飲むタイミング」についても言及しています。 コーヒーを飲むこと自体に健康へよい効果があると言われていますが、特に効果が高いのは「朝」に飲むこと。 朝だけコーヒーを飲む人は、死亡リスクが16%、心血管疾患による死亡が31%低かったそうです。 一方、一日中だらだらと飲む人に同じ効果は見られなかったとのこと。また、朝飲む場合は量に関係なく、1杯でも十分効果があるされています。

午後や夜のコーヒーは体内時計の乱れにつながり、カフェインが摂取後5~6時間体内にとどまるため,睡眠の質を低下させる可能性があります。 飲む量は1日2〜3杯が適量。ブラックで飲むのが理想で、砂糖やミルクを入れすぎるとカロリーや脂質の過剰摂取となり、せっかくの健康効果が薄れてしまう点にも注意が必要です。 甘いカフェラテやフラペチーノは、コーヒー飲料というより「デザート」ととらえるのが良いでしょう。 チョコレートやキャラメル、ホイップなどのトッピング類は、コーヒーの健康効果を損なう可能性があるとも言われています。

さらに、インスタントより「挽きたての豆」のほうが健康効果は高いとのこと。 新鮮な豆を挽いて淹れるコーヒーのほうが、ポリフェノールなどの抗酸化成分を多く摂取できるため、忙しい朝でもドリップに3分かけるだけで、一日のスタートを整える良い習慣になるとまとめています。

この点から考えると、焙煎したての豆をすぐに100gの少量で窒素充填し、鮮度を保ったままお届けする「コーヒーメール」のコーヒーは、この健康的な飲み方にぴったり合致しています。 焙煎したてならではのよい香りと、厳選した高品質豆の確かな味わいをぜひお楽しみください。美味しいコーヒーを用意して、清々しい新年をお迎えいただければ幸いです。

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2025年12月上旬号 No.553

“ トランプ大統領はコーヒーを飲まない ”

本格的な寒さがやってきました。今年の紅葉はどうでしょうか。かつては10月が紅葉狩りの季節でしたが、温暖化の影響で年々見頃が遅れ、12月に入ってからが本番という地域もあるようです。

この冬は、クマの出没、日中関係の悪化、大規模な火事など、不安なニュースが続きました。 そんな中、安青錦の大関昇進は、明るい話題として驚きをもって受け止められました。 大相撲の力士の中では小柄な体格にもかかわらず、土俵上での強靭な足腰と粘り強さを武器に、小結から大関へ一気に駆け上がりました。 この快挙を戦火に苦しむウクライナの皆さんは喜んでいるようです。短期間で相撲の稽古だけでなく、日本語を習得した努力には頭が下がります。 このように努力すればきっと結果がついてくることをあらためて気付かされました。

さて、アジア人で初めてワールド・バリスタ・チャンピオンシップで優勝した井崎英則氏(第15代ワールド・バリスタ・チャンピオン)が、 コーヒーの歴史、地理から時事問題、嗜み方までコーヒーの教養を1冊に詰め込んだ新刊を発売しました。『教養としてのコーヒー』

本の紹介欄には、次のような内容が掲載されています。
・欧米のエスプレッソに対し、なぜ日本ではドリップが主流なのか?
・世界や日本でコーヒーが飲まれ続け、カフェがなくならない理由
・ファストフード店やコンビニで提供される低価格高品質のコーヒーの裏側
・気候変動により存続が不安視されているコーヒー栽培
・世界一のバリスタが教える家でできる簡単で美味しいドリップの手順

また『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』著者・三宅香帆氏との対談も収録され、読書とコーヒーの魅力を語り合っています。

一方、世界ではトランプ米政権による高関税政策が話題となりました。特にブラジルのコーヒー業界は大きな影響を受けています。 米国はほぼ全ての生産国からのコーヒー豆について関税撤廃を決めましたが、ブラジル産のみは40%の追加関税が維持されました。
結果として、米国市場はブラジル産を避け、他の中南米やアジア産の豆へとシフトするだろうと見られています。 主要競合国が関税ゼロになる中、ブラジルは依然として不利な状況が続きます。

そんな政策を進めるトランプ大統領ですが、英テレグラフ紙のギャレス・デイビス記者によると、彼は酒もたばこもコーヒーも一切口にせず、朝昼は食事を取らずに各種サプリメントで補っているそうです。
夕食はマクドナルドやケンタッキー、ステーキなどのファストフードが中心で、飲み物は1日12本のダイエットコーラとのこと。 記者自身も同じ食生活を試したものの、とても続けられなかったと語っています。どう考えても健康的とは言えませんね。

皆様は美味しいコーヒーを飲んで、健康的にお過ごしください。

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