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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2023年11月

2023年11月下旬号 No.504

“ カフェインは少ない方、多い方?どちらが好き? ”

今年も残すところ、ひと月半となりました。今年はつい最近まで記録的な高温が続いていましたが、ここに来て季節らしい寒さがやってきたようです。

先日、東京新聞に「東京23区における、家庭でのコーヒー飲料に対する支出」についての記事がありました。 総務省の家計調査を引用した記事で、2022年の年間のコーヒー飲料の支出は1世帯当たり4,571円だったそうです。 2015年以降の統計では、2017年に少し落ち込みが見られたものの、順調に増加し2019年には5,000円に到達しました。

しかしながら、2020年より減少傾向にあります。新型コロナの影響により在宅勤務が増え、職場で飲む機会が多かった缶コーヒーは減少、自宅でコーヒーをいれる人が増えたことが背景にあると見られています。 新型コロナは落ち着いてはきましたが、缶コーヒーの自販機での回復が限定的で、価格の値上げにより金額は伸びたものの数量ベースでは厳しい傾向が続いているようです。

コーヒー飲料の購入タイプですが、カフェインを抑えたペットボトル入りのコーヒーを発売した会社、よりカフェインを多く含む商品を発売した会社とそれぞれ特徴を変えた商品を販売して個性を出しています。 また、微糖ではなく無糖のコーヒーも人気のようです。
働き方が柔軟になり、夜にコーヒーを楽しみたい方に、微カフェインのコーヒー飲料が好まれているそうです。 対照的にカフェインの多いコーヒーは20〜39歳までの、今まであまりコーヒーを飲んでいなかった若い層に好評なのだそうです。ただ、これはあくまでもコーヒー飲料を購入するときの選択肢が広がったという話。

在宅勤務により自宅でコーヒーを抽出して飲む事が趣味となり、楽しみになって来ている方が増えました。抽出だけではなく、コーヒー豆を挽いて粉にするのも、はたまた自分で焙煎してみたいという方が増えているそうです。
そこで、家庭用の焙煎機やかなりの段階までコーヒー豆を挽くことができるミルなどが販売されています。 どんなことでもそうですが、初めは自分でも案外できるのではないかと道具に凝ってやってはみたものの、少し経つと面倒になり、機械がほこりを被るようになることも良くある話です。

趣味でコーヒーに興味を持っていただくことは嬉しい限りですが、一方、餅は餅屋という言葉があるように、プロの職人と素人との差はあります。 本当に美味しいコーヒーをいつもと変わらない味で楽しむためには信頼できるロースターが細心の注意を払って厳選した豆を焙煎した物を購入するのが一番です。

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2023年11月上旬号 No.503

“ あと2杯コーヒーを飲もう! ”

11月にもなると寒くなりますね。渋谷のハロウィンも大きな混乱もなく済んだようでよかったです。

寒くなるとやはり暖かな飲み物がいいですね。 コンビニで飲み物を買うのもHOTの表示のある方を選ぶようになります。 まだ気温の高い日もあるのでいまはHOTとCOOLが混在ですね。

最近はただのお水も温めて「白湯」として売られていて、なかなか人気のようです。冷たい水の代わりに温かな水でしょうか。
でもやっぱりホットコーヒーは美味しいですね! 自宅で淹れるときは、好きなコーヒーに出来ますから、その日の気分に合わせて、色々と楽しんでみて下さい。

医学博士である川嶋朗先生が監修された「知らないと怖ろしいカラダの新常識100」の中で、コーヒーの働きについて述べています。 コーヒーには糖尿病、認知症の予防、肥満防止、大腸がん、肝がん予防等の効果が注目されていますが、脳卒中の予防の効果について述べています。

2015年5月、国立がん研究センター予防研究グループの調査によると、コーヒーを習慣的に飲む人は心臓病や脳卒中、呼吸器疾患による死亡リスクが低下するという結果を報告しています。

コーヒーの摂取量ごとに、このリスクを比較した研究も行っており、1日に3〜4杯程度のコーヒー摂取が最も脳卒中のリスクを低下させるという結果となっています。 また、コーヒーを飲むことで期待する効果として、「気分転換」「リラックス効果」が各5割強、「眠気を覚ます」が3割強、「集中力を高める」が2割強という結果が得られています。

朝のコーヒーや、食後のコーヒーは案外、習慣になっている方も多いと思いますが、あと1〜2杯飲むことで、脳梗塞のリスクが低下するようです。
健康維持と将来の脳梗塞リスク軽減のためにもコーヒーをあと2杯!! 美味しいコーヒーならあと2杯くらいは飲めそうですね。

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