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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2018年11月

2018年11月下旬号 No.384

“ 今年の新豆 サフラ・ノヴァを飲もう! ”

先日アメリカのCNNの記者がトランプ大統領と言い争いになり、ホワイトハウスへの出入りの許可証を没収されたとの報道がありましたが、CNNにはこんな記事もありました。
ワシントン(CNN)の報道によると 米空軍が貨物機内で利用するために1個1280ドル(約14万円)もするコーヒーカップを購入していたことがわかり、議員から購入の経緯を明らかにするよう説明を求める声が上がっているとのことです。
空軍はCNNの取材に対し、指摘のあった高価なコーヒーカップについては、すでに購入を取りやめていると明らかにしたそうですが

グラスリー議員はウィルソン長官にあてた手紙の中で、高価なコーヒーカップについて言及していたとのことです。トラビス空軍基地が今年 コーヒーカップ1個につき1280ドルを投じていたと報じられていたとのことです。

2016年のカップ1個の価格は693ドルだったとのことですがそれでも日本円にして76,000円ですから随分と高いコーヒーカップです。
この手紙への返答としてウィルソン長官は16年以降、約400個のコーヒーカップに対し、32万6785ドル(約3600万円)を支出したと述べていたとのこと。1個9万円くらいですね。

カップ費用の上昇については、トラビス空軍基地でコーヒーカップの壊れやすいプラスチック製の持ち手を交換するためのより費用対効果の高い方法として3Dプリンターの利用を試みていると報じていたそうですが、わざわざ3Dプリンターで持ち手を作る必要があるのでしょうか。それに持ち手がプラスチックではそう高そうなカップでもないような気がします。

空軍は当時、声明で、落とした際にカップの持ち手が壊れやすく、代替部品が入手できないために、入れ替えに数千ドルの支出が発生することになると説明していた。とのことですが、新しいのを買った方がいいのでは。というより紙コップではだめなのでしょうか。
飛行機に乗った時に提供される飲み物は一般のエコノミークラスなら紙コップですよね。
取っ手が必要というのであれば取っ手付きの紙コップもあるし。

高いカップの代わりとして3Dプリンターで持ち手を作るそうですがきっと3Dプリンターを使って何かを作るという方に重点が置かれているのかも。

どちらにしても随分と高いカップで飲むコーヒーの味は如何なのでしょうね。これがインスタントだったりしたらお笑いですね!

それより、寒くなってきたこの頃美味しいコーヒーを飲んでほっこりしませんか。
エメラルドマウンテンも美味しいですし、今年のコーヒーの初収穫が到着します。ブラジル「サフラ・ノヴァ」です。
ワインの「ボジョレー・ヌーヴォー」と同じく「今年の収穫一番豆」若い元気な力強い味わいをお楽しみください!!

2018年11月上旬号 No.383

“ 健康に美味しいコーヒーを飲もう! ”

11月に入ると急に寒くなってきますね。夕方暗くなるのも随分と早くなります。
昨日のハロウィンは如何でしたでしょうか?
少し前まではこんなに騒がれなかったのですが、ここ数年の間に急に盛り上がりを見せています。コスプレになじんでいる若者が楽しんでいるのでしょうか。

自分たちで楽しむだけならいいのでしょうが、先日来のニュースでの報道を見ていると、道路を汚したり騒音をたてたりと周りに迷惑を掛けている人たちもいるようです。節度を持って楽しんでほしいと渋谷区長さんが話していましたが、その通りですね。

この頃になるとかなり冷え込むようですから風邪をひかないように暖かな飲み物を摂って体調を管理してください。

前回ご案内しましたようにエメラルドマウンテン」のフェアーが始まります。色々なグッズがプレゼントされますので、この機会に是非エメラルドマウンテンをお求めください。

エメラルドマウンテンは少し濃いめの焙煎ですので、ミルクとの相性も良く、ストレートでも勿論ですがミルクと砂糖をたっぷりと加えて大きめのカップで飲むと体が温まり心がほっこりします。

暖かなコーヒーを飲むことによって健康に暮らそうという取り組みを兵庫県豊岡市の公立豊岡病院の研修医守本陽一さんが手作りの屋台を 引いて街中でコーヒーを振舞う「モバイルde健康カフェ」をしている。
街中で屋台を引いてコーヒーを無料で提供し、住民との会話をし医療について気軽に話し、予防医療や健康づくりなどを身近に感じて貰うのが狙いだそうです。

「つながりが豊かな地域ほど健康で寿命も長い」との研究が1990年頃から世界的に知られているそうで、この考え方に魅力を感じた守本さんがインターネットで資金を募るクラウドファンディングで屋台の準備の費用を調達して豊岡市で始めたそうです。

「病気を発症してからではなく、どう健康に暮らすかが大事。病院に来ていない人に医療を伝えたい」とのこと。

一杯のコーヒーを仲立ちとして、健康についての話が盛り上がるのでしょうね。
屋台では会話の最後まで医師であることを名乗らないことが多いそうですが、医師だと分かった時は「こんなことをしているお医者さんがいるんですね。医療の見方が変わったと言われるとうれしい」とのこと。

コーヒーは地域の人々の健康に役立っているのですね。
そして、コーヒーを飲むことも健康に役立ちます。今までにお知らせしてきたように、コーヒーは様々な働きがあり、健康に貢献する飲み物です。

すっかり冷え込むようになった11月。
どうぞ美味しいコーヒーを飲んで体と心を暖め、健康にお過ごしください。