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長期、好評連載中メールマガジン「コーヒーの達人への道」のバックナンバーです。

コーヒーの達人への道  バックナンバー 2018年1月

2018年1月下旬号 No.364

“ ホットコーヒーの紙コップ ”

皆さん新しい年をどのようにスタートされましたでしょうか。
今年の冬はとても寒く、日本海側では積雪が大変なようです。
どうぞお気を付けください。

寒いときにはホットコーヒーが美味しいですよね。
ヨーロッパやアメリカではビジネスマンがホットコーヒーのカップを片手に通勤する姿が良く見られますが、イギリスではこのテイクアウト用の紙コップに問題が発生しています。

イギリスでは年間25億個の使い捨てカップが使用されており、リサイクルされるのは400個に1個しかないそうです。
ちなみにアメリカでは500億個、日本では150億個だそうですがこのうち6割が飲料用、食品用が4割とのことです。
最近ではコンビニのコーヒーが人気なのでこの数はもっと増えているでしょう。

リサイクルがうまく進まない原因として飲料用の紙コップは内側にプラスチックが接着されており、また食べ物が付着していたり飲み物が残っていて洗浄されていないなどリサイクルに難しい部分があり、なんとイギリスにはこれを処理する施設が3か所しかないそうです。
また、紙コップを利用した人のほとんどがリサイクル用のボックスに紙コップを入れているそうですが、残念ながらそのほとんどは焼却されたり、埋め立てられたり、国外へ運んだりといった処分になっているそうです。

そのため、紙コップを有料にしてリサイクル料を負担してもらう事を考えているそうです。紙コップの製造業者は処理コストの10%しか負担しておらず、残りは税金で賄われているそうです。
下院環境監査委員会では消費者意識を上げるためにカップに「多くはリサイクルされない」という文言を印刷することを要求しているそうです。

そして2023年までにすべてのカップをリサイクルするという目標が達成できなければ使い捨てカップを禁止すべきだと監視委員会は主張しているそうです。

そんなこともあり、イギリスの発明家マーチャン・マイヤーズ氏は紙の部分とコーティングされたプラスチックの部分が簡単にはがせる紙コップを考案したそうです。
すでにコーヒーチェーンやスーパーなどに交渉を始めているとのこと。この紙コップは形も味も口の感触も従来のものと変わりがないそうです。

日本でも廃棄物処理業者は紙でもなくプラスチックでもない紙コップの処理に困っているそうです。

有名コーヒーチェーンでもマイカップ持参の方に割引制度を導入しているようですが、なかなか目標通りの効果は上がっていないようです。

コンビニなどでコーヒーを購入するのに便利な紙コップ皆さんは紙コップだから紙だと思っていましたか。
でも内側がプラスチックコーティングされていなければ飲み物はしみ出てしまいますよね。

ついつい手軽で便利ということで、後の処理のことを考えずに買ってしまいがちですが、将来にわたっての環境を考えれば紙コップを使わずに、マイカップで飲むべきなのでしょう。

最近ではコーヒーだけでなく、グラスで出されてきた水も紙コップでセルフというところも少なくありません。

環境を考えるうえでも美味しいコーヒーを自宅で抽出し愛用のカップで飲むことが必要ですね。

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2018年1月上旬号 No.363

“ 美味しいコーヒー探しの一年に! ”

新年あけましておめでとうございます。
本年もコーヒーメールをよろしくお願いいたします。
今年の冬は随分と寒くなりそうですが、昨年のクリスマスイブはなんと何十年ぶりかの雨が降ったところもあったようです。

今年のお正月は曜日の関係であまり長くないお休みですが、またすぐに第2週が連休になります。
そのためお正月休みを繰り下げでする方も見える事でしょうね。

昔は1月15日が成人の日だったのでこんなに早い成人の日はどうもしっくりしません。
まあ、連休があれば皆さんどこかへお出かけになり、消費の拡大に貢献するということなのでしょうね。

今年2018年はブラジルのコーヒーの生産が表作に当たり、豊作が予想されていて収穫量が過去最高になりそうといわれています。

また、現在の在庫量も多く、昨年11月の時点で前年同月より5割も多くなっているそうです。
そのため、コーヒー豆の国際価格も下落傾向です。

現実に日本で喫茶店やコンビニなどで飲むコーヒーの価格に影響するのかどうかはわかりませんが、それ以外の要因である人件費やテナント料、光熱費などを考えると値下げというのは期待できないのではと思います。

特に人件費はこういったサービス業に従事する方々の慢性的な人手不足は改善が見られず、時給のアップはコーヒーの国際価格の下落も焼け石に水状態なのではないかと思います。

そんなこともあり、コンビニコーヒーは大変な勢いで伸びていて日本国内の2017年のコーヒー消費量は過去最高を記録した そうです。
手軽に安くておいしいコーヒーが飲めるとあって、コンビニのまえでカップを片手にスマホを操作している方が多いですね。

でもご自分でご自宅でレギュラーコーヒーを飲んだ方がもっとずっと美味しくて安上がりです。

レギュラーコーヒーを淹れるのが難しそう。面倒。
と考えている方はコーヒーメーカーに頼るのも一つの方法です。
最近はとても機能の優れたものが販売されていますし、操作もとても簡単です。

そして、ご自分の気に入った味のコーヒーをいつも飲めますし、時には未知の色々な味のコーヒーも試すことが出来ます。
その中から、今飲んでいるよりもっと自分に合ったコーヒーを探し出すこともできるかもしれません。

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