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コーヒーの達人への道  バックナンバー 2022年2月

2022年2月下旬号 No.462

“ 寒い日にコーヒーぜんざいはいかが? ”

立春を過ぎ、暦の上ではもう春を迎えました。
しかしながら、春とは名ばかり、この時期は1年で最も寒い日が続きます。
例年と比べ、全国各地で積雪が多いようです。くれぐれも体調管理に注意してください。

さて今回は「コーヒーぜんざい」のご紹介です。
お正月のお餅やゆであずきが残っているご家庭もあるのではないでしょうか?
寒い日には心身あたためる「コーヒーぜんざい」がぴったりです。

【材料(1人分)】
・コーヒー 100cc ※砂糖なし、濃い目
・ゆであずき 100g〜180g
・切り餅 1/2個
・塩 少々

【作り方】
1.切り餅(1/2個)を食べやすい大きさに切って、オーブントースターでふっくら焼き色がつくまで焼く。
2.鍋に濃い目のコーヒーとゆであずきと塩を入れ、軽く煮る。
3.広口のカップに2のぜんざいを入れ、焼いたお餅を温かいうちに乗せる。
ポイントはぜんざいの量を多めにすることです。
小腹のすいたときや、受験生の夜食にピッタリです。

もうすぐ本当の春がやってきます。
その時期にはコロナが収まるといいですね。

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2022年2月上旬号 No.461

“ 自宅でできるスパイスコーヒー ”

新型コロナ感染者の急激な増加に危機感を覚えます。
これまでの流行ではあまり見られなかった、学校や幼稚園、保育園で子どもへ感染が広がりとても心配です。

企業では再度テレワークの推奨がはじまり、自宅で仕事をする方が増えているようです。
以前、自宅での生活を充実させたいというニーズから、普段と違う高級なコーヒーを飲んだり、実際に自分でコーヒーを淹れる人が増えたというお話をしました。

今回は“スパイス”を入れたアレンジコーヒーのご紹介です。
台所の棚の奥に、使いきれずに残っているスパイスあれば、是非、チャレンジしてみてください。

■シナモン
「シナモンコーヒー」というメニューがあるくらいで、コーヒーとの相性は抜群です。
シナモンには栄養分が豊富に含まれており、「桂皮(ケイヒ)」という名で漢方薬としても親しまれています。
シナモンには血管を拡張させて血の巡りをよくする効果があり、冷え性に効果的であると言われています。
スティックでもパウダーでも。お好みで砂糖やミルクを入れても良く合います。

■カルダモン
清涼感のある香り、ピリッとしたほろ苦さが特徴のカルダモン。エスニック料理などで良く使われています。
慣れるとやみつきになるかも。パウダーでも売られていますが、莢(さや)をばらして、中の粒を入れるとよい香りがします。

■ナツメグ
ハンバーグなどの肉料理や卵料理、焼き菓子などで使われ、臭みを消してさわやかな香りになります。
ナツメグ1かけらで独特の甘い香りが楽しめます。

■クローブ
バニラに似た一種の甘さを感じさせながら、刺激的でさわやか。
その独特の香りは強く、ローストポークを作るときに肉の表面に挿すことで肉のくさみを抑えます。
香りが強く、百里先にも香りが届くということで「百里香」とも呼ばれ、中世の西欧では魔除けとしても使われていました。
防腐殺菌作用が高く、薬として整腸剤や歯の痛み止めなどに使われ、軽く煮出した液は「うがい液」として使えるそうです。
また、クローブに含まれるオイゲノールという成分をゴキブリが嫌うことから、ゴキブリ除けとしても使えるとか。

クローブ液をほんの少し、コーヒーに入れると風味がガクンと変わります。
好き嫌いがあると思いますが、コーヒーとはかなり違った個性的な飲み物に変身します。砂糖を入れると飲みやすくなります。

その他にも、クミン、スターアニス(八角)、キャラウェイ、フェンネルなどもコーヒーに使えます。
それぞれ、独特の強い香りがあるので、使う時はほんの少しを心がけ、ほのかなコーヒーと違う香りを楽しむようにしてください。
スパイスの在庫整理を兼ねて、いつもとは違った風味のコーヒーを楽しむのはいかがでしょうか?

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